初のヨーロッパ開催となるDisrupt。まず行われたハッカソンで優勝したのはFoursquare PreCheck-In

初めてヨーロッパで行われているTechCrunch Disrupt Europeのハッカソンがついに閉幕を迎えた。審査員もハッカソンの勝者を決定した。ハッカソンを闘いぬいて評価対象となったのは91グループだ。ハッキングに使った時間は丸一日、すなわち24時間だった。各グループは、自分たちのハックによる成果を60秒間のデモンストレーションで発表したのだった。

審査員の評価した上位3つのハックを紹介することにしよう。

優勝:Foursquare PreCheck-In

Foursquare PreCheck-Inは、実際に訪問する前の「予定」を共有するためのツールだ。友人達との旅行プランを立てるときに役立つ。またレストランなどの施設側からすれば、予定を実行に移してもらうために何かスペシャルなサービスを提示することもできるし、また事前に、やってくるであろう新たな顧客に対して、何かスペシャルな応対を用意しておくこともできるわけだ。

上に載せたのはプロダクトのデモで、下には優勝確定後に行ったインタビューのムービーを掲載している。

 

準優勝:Teleapp

準優勝はGoogle Chromeのブラウザー拡張機能だ。閲覧ページ中からアプリケーションストアのリンクを抜き出して、リンクアドレスをスマートフォンに通知する。アプリケーションをダウンロードするのに、どこにリンクがあるのかと探す必要がなくなるわけだ。通知されたURLはメールで送ったり、メッセージで共有することができる。これはブロガーにも便利な機能だろう。

第3位:A Colorful Gift

結婚に辿り着いたカップルが、ハネムーン費用をクラウドファンディングで獲得するためのツール。ゲーム風のサイトを作って、友だちや家族に出資してもらうという仕組みだ。

これら入賞者については、月曜日に始まるDisrupt Europe 2013の最中にプレゼンテーションを行う機会を得ることになる。グランドチャンピオンのタイトルに輝いた人には5000ドルの賞金が手渡されることになる。ハッカソンでのプレゼンテーションを行った人全員に、2名分のDisrupt入場チケットが渡された。スポンサーからもさまざまな賞品が提供された。今回スポンサーとして活動してくれたのはBox、ChallengePost、CrunchBase、T-Mobile、 Foursquare、Lufthansa、Mashery、Paymill、Xing、Yammer、Interoute、Nexmo、WatchmiおよびWeather Undergroundなどだった。名前をあげて感謝しておきたい。

ハッカソンの審判員はDeutsche Telekomの資金で運営されているインキュベーターであるhub:raumのファウンダーであるPeter Borchers、MicrosoftのDeveloper Platform EvangelistのAnika Klauss、SoundCloudのエンジニアリング部門VPのAlexander Grosse、そしてGetYour GuideのCEO兼共同ファウンダーであるJohannes Reckらにお願いしている。

どういった国々からハッカソンに参加してくれているのかをインタラクティブなグラフにまとめておいた。

2013 Disrupt Europe Hackathon Attendees By Country

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(翻訳:Maeda, H