初めてのGoogle Tangoプロジェクト実装機、Lenovoの大きなファブレットPhab2 Proがやっと11月に発売

phab2

6.4インチである。奥行き(z軸方向)検知カメラという、すごいものがある。実際に来月にも発売されるかもしれない。LenovoのでっかいPhab2 Proは、予定ではこの夏発売だったが、その次に秋という曖昧な言葉になり、GoogleのTangoシステムを初めて搭載したハンドセットは、結局陽の目を見ないのではないか、という憶測も生まれた。

しかし、Googleがハードウェアの新製品を発表した日の翌日である今日(米国時間10/5)、それまで神話の世界に住んでいたそのファブレットに、ややましな日程が与えられた。GoogleのVR担当Clay Bavorが確認したところによると、アーリーアダプター(初物好きの人びと)たちはついに、やっと、11月に、そのLenovoのデバイスを手にすることができる。

 
ついでだが、このハンドセット(アンロック機)のアメリカでのお値段は499ドル、でっかくて、しかも待望の新しいコンピュータービジョンシステムを初めて搭載した製品のわりには、まあ、リーズナブルな金額かもしれない。これにより、うまくいけば、モバイルの拡張現実が、これからおもしろいことになるかもしれない。

この夏発表されたときに、写真は見た。その試作機には将来性のありそうな新しい機能がいくつかあったけど、今度は、このプラットホームの未来が厳しく問われる番だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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