受取請求書の自動処理サービス「sweeep」のオートメーションラボが6500万円を調達

受取請求書の自動処理サービス「sweeep」のオートメーションラボが6500万円を調達

請求書の受取から仕訳・振込・保管を自動化するOCR付き請求書処理AI「sweeep」を手がけるオートメーションラボは9月25日、KVPおよび銀行融資により6500万円を調達したと発表した。調達資金は、電子帳簿保存法の対応機能開発、ワークフロー機能の開発、全職種における採用強化、COO、CMO、その他CxOの獲得に利用する。またsweeepの製品リニューアルを行ったことを明らかにした。

sweeepは、AI-OCR機能(学習・光学式文字認識を使った読み取り)をはじめ、請求書の回収から仕訳・振込・保管など経理上の課題となっている業務フローを一気通貫で解決できるサービス。請求書のクラウド受取が可能なatenaやクラウド会計freeeとの連携を行い、製品内に留まらず業務全体を俯瞰しユーザの利便性を高めることをモットーとしている。また現在、RPAやiPaaSとの連携も進めているという。

またsweeepは、2018年12月のクローズド版リリースより大手企業を中心にユーザーの開拓を行い、請求書の処理を自動化するための機能を開発。今回、ユーザー拡大に伴いUI/UXを刷新したことでパフォーマンスが50%改善し、各機能もアップデートした。

オートメーションラボは、「働くを楽しく」をミッションに掲げ、AI技術を用いた業務自動化サービスを開発運営。顧客の生産性向上、新たな価値創出への貢献を目指し、2011年の創業から経理・人事・営業事務などバックオフィス領域のBPR事業・BPO事業を展開。2016年にはRPAコンサルティングを提供開始している。

 

投稿者:

TechCrunch Japan

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