史上「最高」の最悪映画である”The Room”がYouTubeで全編視聴可能になった

映画The Roomは、Plan 9 From Outer Spaceと並び立つ、史上「最高」の最悪映画とみなされてきた。いまやそれがYouTube上で全編視聴可能になった。

トミー・ウィソー(あるいはワイゾー)が脚本、監督、そして主演を努めたThe Roomは、Plan 9やCoven(1999年のドキュメンタリーAmerican Movieでその名を不滅のものにした)と同じカテゴリーに属する映画だ。すなわち映画をどのように作るべきかを全く知らない人たちによる、映画制作への讃歌なのである。

情熱と技量不足の組み合わせは、リリース後のThe Roomをカルト映画の古典にし、ジェームズ・フランコが撮影したThe Disaster Artistに、大いなるインスピレーションを与えて魅力的なものにしたのだ(Plan9の監督について描いたティム・バートンによる伝記映画エド・ウッドも素晴らしい)。

脚本、俳優、そして監督を務めたトミー・ウィソー。”The Room”より

“The Room”では、ウィソーはジョニーという名前の投資銀行家を演じ、彼の親友であるマーク(グレッグ・セステロ)と、ジョニーの婚約者であるリサ(ジュリエット・ダニエル)との奇妙な三角関係に巻き込まれる。

フランコが、彼の弟であるデイブと、セス・ローゲンを主演に据えた“The Disaster Artist”を撮影したのは、セステロによる同名の書籍(The Roomの制作過程を書いたノンフィクション)に触発されたからだった。

The Daily Dotよればセステロとウィソーは現在、彼らのデビュー作に引き続き、直接デジタル配信を行う前後編のブラックコメディ”Best F(r)iends”(Fiendというのは悪党といった意味)のプロモーションに力を入れている。

なお読者は、最高の「最悪映画」のライバルPlan 9も見たほうが良いかもしれない。こちらも今はYouTubeで視聴することができる。

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(翻訳:sako)

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TechCrunch Japan

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