名門Harvey Muddカレッジはコンピュータ科学専攻の女子学生をどうやって増やしたか

Harvey Muddカレッジは、理工学および数学の世界的なエリート校の一つだ。でも同学のコンピュータ科学学部は、それまであまり共学化が進んでいなかった。2006年でも、専攻学生のうち女性はわずかに10%だった。

しかし、その2006年に、著名なコンピュータ科学者で、Microsoftの役員でもあるMaria Klawe博士が学長になってからは、その性差が徐々に縮まり、今年は、コンピュータ科学学部の新入生の48%が女性である。

本誌は先週ミネアポリスで行われた、コンピューティングを職業とする女性のための、毎年開催される大会TGrace Hopper Celebrationで、Klawe博士にお話を伺うことができた。Harvey Muddのコンピュータ科学学部が短期間で大きく変わった背景には、博士ご自身の、そうしたいという情熱もあった。そのあたり、とても詳しいお話を聞けたので、ぜひ上のビデオをご覧いただきたい。

今はテクノロジ企業の多くが、技術者チームを男女混成にすることによってより良い製品を作ろうとしている。そういうシフトが、大学でも起き始めていることはすばらしい。ほかの大学にも、これからそんな動きがどんどん見られることを、期待したい。

2013 Grace Hopper Celebrationを取材したビデオの全編はここで見られる。

〔関連日本語記事: (1)(2)(3)。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))