奈良県拠点の南都銀行が着ロボを導入、運搬・輸送業務の負荷軽減を目指す

ATOUN(アトウン)は2月18日、奈良県を拠点とする南都銀行グループに、腰用パワードウェア「ATOUN MODEL Y」を2台納入したことを発表した。同社は、松下電器産業(現・パナソニック)の社内ベンチャー制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」により設立された企業だ。

約20キロの荷物の運搬や輸送の進退負荷を軽減する「ATOUN MODEL Y」

ATOUN MODEL Yは、スタッフが着衣して使うパワードウェア。行内での伝票などの書類保存箱の運搬や、営業店間の100円硬貨袋などの輸送といった業務に使われる。いずれの業務も20キロ程度の荷物を上げ下ろしする作業が発生するため、繰り返しの腰の曲げ伸ばしや中腰姿勢の維持が必要になり、作業者の身体的負荷となっていた。このパワードウェアを使うことで、床面付近から腰の高さでの荷物の持ち上げ下げの際に腰の負担を軽減が可能になる。

南都銀行では2018年10月に全行員とその家族の健康の保持・増進に向けた取り組みを推進する「健康経営宣言」を発表。今回のパワードウェアの導入もその一環とのこと。

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TechCrunch Japan

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