子どもたちが友だちとのコミュニケーションをプログラミングできる仲良しブレスレットJewelbotsがCESに登場

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仲良しブレスレット(friendship bracelets)は今でも流行ってるのか、よく知らないけど、Jewelbotsはその21世紀バージョンを作ろうとしている。子どもたちがそれで、プログラミングの初歩を学ぶことができるのだ。同社は昨年の夏にKickstarterで資金集めに成功し、今行われているCESの、Hardware Battlefieldに出場した。

Jewelbotsのブレスレットは3本セットで69ドル、今春発売の予定だ。複数セット買うと割引もある。友だちと共有するものだから、複数買う人が多いだろう。

ブレスレットには4つのLEDとボタンが一つあり、iOSやAndroidのモバイルアプリとBluetoothで通信する。そしてボタンを押すと、相方の友だちにメッセージが送られる。そのブレスレットをした友だちが近くにいる(来る)と、アプリを通じて自分のブレスレットが反応するが、反応の仕方はユーザがプログラミングできる。

Jewelbotsはしかし、単なるブレスレットではない。

“MySpaceが女の子たちに人気だったころは、HTMLやCSSを知ってることがクールだった。今の子はMinecraftなんかが好きだから、自分で好きなものを作りたいと思ったらJavaね。Jewelbotsは、それをもっと簡単にしたいの”、Jewelbotsの協同ファウンダSarah Chippsはかつてそう語った。

たとえば、Instagramに新しいlikeが来たらブレスレットのLEDが点灯するプログラムを書ける。Twitterで新しいフォロワーができたら振動するプログラムでもよい。こういうのは単純なif/then文だから、子どもにも分かりやすい。でもif/thenは、プログラミングの基本中の基本だ。

ブレスレットの発売はまだ先になるので、予約をした者にはArduinoGemmaコントローラとLEDと電池、配線用ワイヤのセットが送られる。ブレスレットがなくても、これでプログラミングを試行できる。

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CES 2016

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa)。

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TechCrunch Japan

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