子どもたちを食事に呼ぶためにAmazon Echoを使える…家庭内の増設需要をねらうか?

Amazonが今日、Echoの前から約束していた機能を開始した。そのAlexa Announcementsと呼ばれるスキルは、同社のスマートスピーカーを一方向だけのインターホンにして、家にいる家族に通信できるようにする。

これは基本的には一種の中継システムで、あなたが、“Alexa、ご飯ができたよと言って”(Alexa, announce that dinner is ready)、と言うと、家中のEchoが“ご飯ができたよ”(Dinner is ready)を中継する。これは、世界でいちばん退屈な、電話ゲーム(同じ言葉をリレーしていく…)のようだ。ほかに、“Alexa、みんなに言って…”(Alexa, tell everyone…)や“Alexa、…と放送して”(Alexa, broadcast…)、でもよい。

複数の部屋にEchoのある家庭では、便利な機能だろう。Alexaの既存の通信〜コミュニケーションスキルとしては、ほかにもAlexa CallingやMessaging、 Drop Inなどがあるけど、今度のこれだけは、ホラー映画のように“家(うち)の中から声がする”。また、Echoを一台だけ持ってる家庭の増設需要を、Amazonは期待しているかもしれない。

この機能はまず、アメリカとカナダから始まる。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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