守秘メールがリーク: Google App Engineの検索APIがプレビューへ, そして課金

GoogleはGoogle App Engineの検索APIを実験段階からプレビューステータスへ移し、オペレーションとストレージには課金することを準備中である。このニュースのソースは、Googleのプロダクトマネージャが検索APIを実験しているデベロッパたちに送ったメールだ。彼はそのメールの中で、たった一つのことを求めている: “このニュースは数週間後の公開リリースまで守秘していただきたい”。

そしてもちろん、次に起きることは? デベロッパの誰かがそのメールをリークするのだ。

検索APIはほぼ1年前にリリースされ、デベロッパは自分のアプリケーションの中で全文検索ができるようになった。検索する範囲を指定できるほか、合致箇所のマーキング(下線引きなど)やフレーズ取り出しなどの高度な機能もある。

今日(米国時間6/4)のメールでGoogleのApp Engine担当プロダクトマーケティングマネージャChris Ramsdaleは、APIは一般公開となるにあたって変更はほとんど行われない、と言っている。ただしAPIの堅牢性(ロバストネス)は改良して、魅力的なSLA(service level agreement ≒ サービス品質の保証)を提供したい、とも言っている。そしてメールの最後のほうで、プレビューリリースからストレージとオペレーションに課金を開始する、と言っている。

メールには、料金表もある:

検索ユーザへのプロモーションのための無料のクォータが提供される: 

Google App Engineに関しては、Google I/O以降、ニュースが多い。月曜日にはMobile Backend Starterのローンチが発表され、AndroidデベロッパがGoogleのApp Engine上で動く自分のアプリケーションのためにGoogleのクラウドインフラを利用できることになった。

この検索APIに関しては、今Googleの確認を求めている。何らかのコメントが得られ次第、この記事をアップデートしよう。


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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))