将棋AIのHEROZが東証マザーズから東証一部/二部に市場変更、B向けサービスがC向けを上回る

HEROZは12月6日、同社株式の上場市場を東京証券取引所マザーズから東京証券取引所市場第一部または市場第二部へ市場変更することを明らかにした。

同社の2020年4月期を決算日とする第2四半期決算で、売上高7億5700円(前期比+17.2%)、EBITDA2億7500万円(前期比+15.2%)となり、第2四半期累計でAI(BtoB)サービスの売上がAI(BtoC)サービスを上回っている。

SMBC日興証券との継続的なAI技術の活用に向けて業務提携契約も発表。HEROZのディープラーニングなどの機械学習技術をSMBC日興証券の新たな金融サービスの開発および業務効率化に適用していく。具体的には、AIを活用した新たな金融サービスの開発とリテールなど各種業務の生産性の向上を目指す。

詳細は追って記載する。

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TechCrunch Japan

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