小型で多機能なドローンONAGOflyは、FAAに登録不要のわずか140グラム

c2e8ab5e-098d-46ae-bb5f-e3d239e006c31

ONAGOflyは、手のひらサイズのGPS機能が付いたドローンで、笑顔を検知して自動で写真撮影をする機能や障害物を検知する技術を搭載している。

連邦航空局(FAA)は無人航空機の登録を求めている。すでに30万人近くのドローン保有者が1月の始めに政府が制定したルールに基づき登録を行っている。しかし、この小型の空飛ぶカメラはわずか0.3ポンド(およそ140グラム)で登録は必要ない。

FAAのルールによると、0.55ポンド(250グラム)以上のドローンは必ず登録が必要だが、ONAGOflyはその基準を下回る小ささだ。

この小さいドローンは現在、Indiegogoで199ドルで販売していて(キャンペーン後は299ドル)、障害物を避けるセンサーの他に15MPカメラ、1080p HD動画撮影、投げて飛ぶ機能(上空に投げると自動で飛び始める機能)、風速毎秒1.6から3.3メートルで飛行可能、さらにピアツーピアのライブ・ストリーミング、AndroidとiOS端末でWifiを使って距離66フィート(およそ20メートル)までドローンを操作できる。これらの機能はこれまで高額なドローンにしかなかったようなものだ。

他の高額な大きいサイズのドローン、Parrot BebopChromaのカメラドローンと比較しても、Bebopのように専用のWifiホットスポットにはならないが、ONAGOflyは低価格で多くの機能を提供していることが分かる。

ONAGOflyは、すでにIndiegogoで180万ドルを9000人近い支援者から集めた。まだキャンペーンの終了まで11日残っている。このキャンペーンを支援した人たちには、2016年3月と比較的早くドローンが手元に届く。

ONAGOflyの詳細は動画でも見れる。

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。