小売・飲食企業のアプリ開発支援を手がけるエンターモーションが2億円調達

ファミリーレストランや商業施設向けにアプリの開発・運営サポートを行うエンターモーションは2月12日、XTech Ventures、SKY-AZ酒類飲食活性化1号ファンド、かんしん未来第2号ファンドから2億円を調達したと発表した。

エンターモーションは、実店舗をもつ小売流通、外食企業などに向け、スマートフォンアプリのプランニング、開発、運営のサポートを行うスタートアップ。「Insight Core」というサービス名のもと、O2Oアプリに必要な機能をモジュールとして用意し、それと追加開発機能を組み合わせる形でアプリを開発することで、作業時間と開発コストを低く抑えているという。

最近では、居酒屋ブランド「金の蔵」の公式モバイルアプリの開発支援、レディースファッションブランド「BE RADIANCE」の公式アプリの開発支援などの実績がある。

エンターモーションは2003年の創業。もともと企業のO2O(オンラインからオフラインの購買行動を促進する施策)を推進するオウンドメディアの受託開発事業を10年以上に渡り展開していたが、2017年11月頃に現在の事業モデルへとピボット。今回の資金調達を足がかりに、今後もInsight Coreのサービス充実に注力していくという。

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TechCrunch Japan

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