広告業界インサイダーのグループが、広告賞にロシア疑惑を推薦

少人数の広告業界インサイダーのグループが、今年の広告賞シーズンに向けて斬新なキャンペーン制作し、ロシアの偽情報活動をノミネートした。

The New Yorkerの報道によると、この広告インサイダーたちは、自ら制作したロシア疑惑のケーススタディー —— “ProjectMeddle.com” —— をWebby Awardsに推薦した。

Webbyアワードは「インターネット最高の作品」に対して称賛と謝意をこめて贈られる賞だ

Project Meddleの応募ビデオだけでも一見の価値がある。

広告専門家からなる同グループは有志の協力を得て、ロシアの妨害活動を強く訴える事例を、マーケティングの名作にしあげた。

グループはロシアのプロパガンダと偽情報を流布するシステムの露骨なやり口を注意喚起するべく、マーケティングの手法を使った。

ロシアが支援する活動がポケモンGOなどの人気アプリやソーシャルメディアを悪用して、自分たちの作戦を推進する「ニュース」を創作しようとしたことも、キャンペーンは指摘している。

ロシアの一連の行動が、選挙結果に何らか影響を与えたことは、運動のスコープと到達範囲から考えて疑いの余地はない。

キャンペーンを賞に応募したことで、広告業界は自らの偽善的行為と直面することになった。これが上層部が行動を起こすきっかけになれば理想的だ。

「私の願いは、あの部屋に座っている力の強い人たちの何人かだけでも『こういうことが再び起きないために、私は何をしているのだろう?』と気づいてくれること」とある参加者がThe New Yorkerに話した。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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