当日朝11時に雨予報ならタクシー料金最大4000円割引、東京と大阪でDiDi天気割が開始

大阪からエリアを拡大し、現在は東京都内、京都市周辺、神戸市周辺(兵庫県南東部)でタクシー配車サービスを展開しているDiDiモビリティジャパンは6月11日から、最大4000円割引となる「雨の日キャンペーン」を実施している。

東京と大阪の営業エリアに限られるが、同社の公式Twitterアカウント(@DidiJapan) | Twitter)から配信されるクーポンを先着100名にプレゼントするというもの。雨かどうかの判断は、気象庁が午前11時に発表する天気予報が基準となる。キャンペーンの終了期間は決まっていない。なお、取得したクーポンは、京都・神戸エリアなどほかのエリアでも使える。

なお、ほかのクーポンとは併用できない。複数のクーポンを所持している場合は、割引額が高いほう、同額であれば有効期限が近いほうが自動適用される。クーポンは1人1枚までの制限があり、使用期限は取得後1週間。

当日11時の時点の天気予報が雨の場合は、500円のクーポンコードがTwitterに投稿されるので、このコードをDiDiのアプリに入力することで取得が完了する。なお、前日も当日も連続して雨の場合はクーポンの金額が倍増され1000円になる、3日連続なら2000円、4日連続なら4000円だ。

一方、雨の日が連続しない場合は、雨晴雨曇や雨曇曇雨では500円、500円、雨晴雨雨なら500円、500円、1000円、雨雨晴雨なら500円、1000円、500円のクーポンコードが雨予報の日に投稿される。なお取得できるクーポンは1人1枚なので、雨の日になったら速攻で500円クーポンを獲りに行くか、週間天気予報を調べて雨が4日間続きそうな期間を狙って4日目に4000円割引クーポンを獲得するか悩ましいところだ。

DiDIでは現在、東京エリアで迎車料金が無料のキャンペーンを実施中だ。

関西では、大阪(土曜のみ)、京都(土日のみ)、神戸(金土のみ)の各エリアで初乗り料金無料のキャンペーンを実施中で、社用でも私用でもDiDi対応のタクシーは使いやすくなっている。

配車をキャンセルする際のUIがわかりにくいのが難点。「本当にキャンセルしますか?」の2者択一なので、「はい」「いいえ」、もしくは「OK」「キャンセル」すべきだ

インターフェースに若干難があるものの、ソフトバンクグループの強みを生かした還元攻勢で東京でもシェアを高めていきそうだ。

投稿者:

TechCrunch Japan

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