愛らしいデザインのセキュリティカメラUlo、監視しながらユーザーとも対話

家庭用のセキュリティカメラって、どれも味気ないよね。なにしろ、監視をするだけの道具だから。でも、ルクセンブルグのMu Designが作ったUloには、奇抜な楽しさがある。この、梟(ふくろう)の形をした監視カメラは、対話能力のある2つの液晶の目があなたの動きを追い、そしてその2つのレンズ、HDカメラとモーションセンサーのカメラは、嘴(くちばし)のところにこっそり隠れている。レンズはマジックミラーになっているけど、けっこう高精細の画像を捉える。

Mu DesignのファウンダーであるVivien Muller氏は今、台北のComputexでUloを展示している。彼曰く、「ペットのように人をハッピーにするセキュリティカメラを作りたかったんだ」。Uloの、大きくて表情豊かな目は、たしかに可愛い。Uloを動かしているのはQualcomm Snapdragon 212シリーズのプロセッサーで、Uloの内部にはマイクロフォンがある。電池は充電できるニッカド電池、microUSBの充電器つきだ。Wi-FiモデルとBluetoothモデルがあり、方向センサーもある。そして8GBのeMMCとmicroSDカードのスロットがある。

Uloは、iOSやAndroidのアプリでコントロールする。ほかのカメラと同じく、動きを検知したら画像をメールで送ったり、指定したデバイスに数分のビデオも送る。

このカメラは現在売り切れで、予約を受け付けている。お値段は199ユーロ、約220ドルだ。

画像クレジット: Mu Design

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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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TechCrunch Japan

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