押し出し成形でなく光硬化ポリマーを使うハイテク3DプリンタForm One–見事な設計だ

Formlabsの天才少年たち、David CranorとMaxim LobovskyとNatan Linderがポストしたビデオには、3DプリンタForm Oneが詳しく紹介されている。それは、最近登場した3Dプリンタの中でも、いちばん良くできた製品ではないだろうか。Form Oneは一種のステレオリソグラフィー技術を使って、オブジェクトを“逆さに”プリントする。素材は光で硬化するポリマーを使う。プリントされたオブジェクトはプラスチック液の槽から現れるが、その様子はThe Matrixで、濡れた繭からNeoが転がり出てくる様子を思わせる。

Formlabsでは最初の15台をテストし、これからの数週間でKickstarterの支援者たちに送る。初心者ユーザのためのサポートフォーラムも立ち上げた。こんな新しい技術には、ぜひ欲しいサービスだ。

今ベータのユーザたちがForm Oneをテストして、その情報をFormlabsが集めている。

彼らのおかげでFormのチームは問題を迅速に把握でき、早めにそれらに対応できる。そのデータはソフトウェアとハードウェアのテストのためにきわめて貴重であり、また今後の何千人というユーザのための、指導ドキュメントを作るためにも欠かせない。

同社は昨年の8月にKickstarterでの資金募集に成功し、これまでの数か月間はそのページで、ハイテクの結晶とも言えるForm Oneの、プロトタイプを見せていた。どうやら、本番製品の完成も近いようだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))