既存コミュニティにマッチング機能を提供、完全審査性マッチングアプリ「yenta」に新機能

完全審査性のマッチングアプリ「yenta」を運営するアトラエは、アプリ内にコミュニティを形成し、そこに所属するメンバー同士がマッチングできる「コミュニティ内マッチング機能」をリリースした。

yentaは完全審査制のビジネスパーソン向けマッチングアプリだ。毎日12時になると、AIがおすすめのユーザーを1日10人提案する。会いたければ右に、そうでなければ左にスワイプすると、夕方8時にまとめてマッチング結果が通知される。

そのyentaに本日追加されたコミュニティ内マッチング機能では、オンライン・オフライン問わず全国に数多く存在するコミュニティに対し、yentaのマッチング機能を提供する。

リリース時点ではAWSのユーザーコミュニティである「JAWS-UG」、スタートアップカンファレンス「Slush Tokyo」、47都道府県の地方公務員と中央省庁で働く官僚をつなげる「よんなな会」など7つのコミュニティが参加。そのコミュニティに所属するメンバー同士がyentaを使ってマッチングすることができる。

これまでyentaはそれ自身がコミュニティとしてマッチング機能を提供してきたが、すでに存在するコミュニティにyentaのマッチング機能を提供することでコミュニティ内の出会いを促進、密度の高いコミュニティを増やしていきたいとしている。

yentaでコミュニティを作るためには専用フォームから申請し、yentaの承認を得る必要がある。それらのコミュニティに参加できるのは、オーナーがURLとQRコードで招待したユーザーのみ。また、上記の外部コミュニティのほかにも、yentaは各都道府県別のコミュニティを用意し、同じ出身地同士のユーザーがマッチングできる機能も用意する。

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TechCrunch Japan

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