日本人の強制収容と戦ったフレッド・コマツがGoogleの記念日ロゴに登場

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Googleは今日、Google Doodle(記念日ロゴ)で、人権活動家Fred Korematsuの、生きておられたら98歳の誕生日を祝った。Korematsuは日本人移民の子としてカリフォルニア州オークランドに生まれた。彼は、アメリカ大統領ルーズベルトが、アメリカに住む日本人を強制収容所に送る、という大統領令を発令したとき、姿をくらました。

Korematsuは自分の意思で収容所に入ることをせず潜伏し、1942年に大統領令違反で逮捕された。彼は終戦まで、ユタ州の収容所に収監された。その後Korematsuはクリントン大統領から自由勲章を授与され、9.11のあとには、アメリカは中東の人びとに対して、第二次世界大戦のときに日本人に対してしたことの轍を踏んではならない、と声を上げた。

Korematsuはまた、晩年、グアンタナモ湾の勾留者に関連した事件で法廷に、被告のための法廷助言書を提出するつもりだった。被告らは、不当で違法な長期勾留の犯罪性を訴え、このような市民的自由の制限はアメリカにおいて正当化できない、と主張していた。

Korematsuの有名な言葉は、“怖がらずに言うべきことは言いなさい”〔”If you have the feeling that something is wrong, don’t be afraid to speak up.”〕だ。それは、何かが間違っているときのための、全アメリカ人への助言だ。

あの週末のあとだけに、これを政治的声明と見なさないことは難しい。Googleは、ドナルド・トランプの移民に対する大統領令と戦う非営利団体に400万ドルを支援した

〔参考記事: 日本語Wikipedia。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))