日本郵政、ドローンで郵便局間輸送を開始 国内初の目視外飛行

eng-logo-2015日本郵政は、ドローンを使った郵便局間輸送を11月7日に開始します。

福島県の小高郵便局(南相馬市)と、浪江郵便局(双葉郡浪江町)の間、約9kmを、補助者を介さずにドローンが目視外飛行するとのこと。積載物は2kg以内で、地面から60m以下の高さを約54km/h以下の速度で飛行します。

日本郵便は、補助者なしの目視外飛行の承認を国内で初めて得てのサービス開始と説明。南相馬市およびび浪江町も「福島ロボットテストフィールド」や「福島浜通りロボッ ト実証区域」を整備し、ドローン輸送における自由度の高い飛行の受入れを進めています。

飛行予定日は11月7日以降の毎月第2・第3週 火曜日から木曜日。飛行予定時間は9時から16時の間で、1日に最大2往復します。

人手不足が深刻化する昨今、ドローンなどの新技術を使った効率的な輸送システムの実用化が急務となっています。

Engadget 日本版からの転載。

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TechCrunch Japan

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