暗雲立ち込める中、Uberが乗車回数50億回を突破

Uberの乗客は延べ50億回このサービスを利用して移動したと本日(米国時間6/29)同社が発表した。2016年に達成した20億回の2倍以上だ。50億乗車の節目を実際に越えたのは5月だった。5月20日 7:29:06 AM GMT、156台の乗車がスタートし、相乗りサービスを大台に乗せた。

これはUberにとって実に大きな数字だが、暗雲立ち込める中での祝福となりそうだ。CEOが辞任、社内カルチャーの第三者調査でいくつもの問題を指摘され、山ほどの法的トラブルを抱えている。ただし現時点でそれがどれほどUberのビジネスに影響を与えているかはわからない。Uber自身は2017年も乗車回数は伸びていると強気だが、アプリのダウンロード数を含め最近の第三者データをみると、LyftらのライバルがUberのリードを縮めつつあることを示している。

Uberの50億回目の乗車は、窮地に立たされた同社に一筋の光をさす明るいニュースであるだけではない。同社は、50億回の節目を越える乗車を提供したドライバー156人全員に、50ドルのボーナスを渡した。Uber利用者は、乗車履歴をチェックして自分がその時乗っていたかどうか調べてみよう。この栄えある記録達成に参加したという事実を知ることがごほうびだ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook