月額2万4800円で都内300部屋が使い放題、テレスペが多拠点セカンドハウスサービスを先着1000名に提供

ワークスペースのシェアリングサービス「テレスペ」を運営するテレワーク・テクノロジーズは6月8日、都内300部屋を24時間使い放題になる多拠点セカンドハウスサービスを開始した。安い個室の仕事場ニーズに対し、初期費用0円・月額2万4800円(税込)で多拠点の個室を提供することで、「いつでもどこでも働ける」自宅拡張体験を提供する。月額2万4800円(税込)対象の会員登録は、先着1000人限定。

同サービスは、都内50カ所300部屋の個室を、免許証・マイナンバーカードなど本人確認書類(写真付きの身分証明書)とクレジットカードを利用し会員登録を行い次第使えるようになるというもの。初期費用0円、月額2万4800円(税込)。その他、光熱費は消耗品などの管理費として1時間あたり110円がかかる。300カ所のうち99%は人を介さずに24時間利用できる。1時間単位の予約制(当初は1時間から6時間の利用)で、毎回空き部屋を予約するシステムとなっているため、まとめて30日分を予約するといったことはできない。

家具やWi-Fi環境などは整えられており、おまけに「無駄に大きなL字型デスクや、壁に沿わせない非効率なデスク」を置くなど、遊び心をくすぐる「無機質」な内装になっている。

想定されている利用者は、会社員、フリーランス、テレワークマスター制度を使う中小企業、大企業の法人契約、さらに「書斎を奥さんに占拠された大学教授」など。

また現在会員を募集中で、契約は年契約となる(3カ月経過後途中解約可能)。ただし、「月額2万4800円(税込)で事業が成り立つのかわかりませんので、月額2万4800円での提供は先着1000名までとさせてください。今後料金改定時でも既存会員様にはお申し込み時の料金で継続提供します」とのこと。現在は11物件でのスタートとなるが、6月14日からは、会員数に応じて300件まで追加される予定。

関連記事
余っている部屋があれば丸投げでテレワークスペースのオーナーになれる「テレスペ丸投げ」
テレワークスペース・シェアの「テレスペ」が「ワイン飲み放題付きテレワーク」プランを提供開始
LINEで友達追加するだけで多拠点ワークスペースの空席がリアルタイムでわかる、予約不要の「テレスペ」が開始

カテゴリー:シェアリングエコノミー
タグ:テレスペテレワーク・テクノロジーズリモートワーク / テレワーク(用語)日本(国・地域)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。