有名人のAppleアナリストDonald TrumpがAppleの株価下落の理由をずばり指摘

著名なAppleアナリストでBirther Movement*の支持者でもあるDonald Trump が今日(米国時間1/28)Twitter上で、今のAppleには“ヴィジョン”と“勢い”がない、と嘆いている。昨日の決算報告ではiPhonetとiPadの記録的な売上が強い印象を与えたが、しかしAppleの株価はその後の時間外取引で約8%下げた。〔*: Birther Movement, オバマはアメリカで生まれてないから大統領になれない、という選挙の対立候補が流した説。〕

なぜだろう? Trumpによると、それは、iPhoneには大型画面の機種が必要だからだ。

この人はかつて、至る所Trumpの顔だらけ、至る所破産したTrumpの資産だらけ、という、ボードゲームMonopolyのTrumpバージョンを売り出して、子どもたちにそっぽを向かれた人物だ。そのMonopolyゲームは、売れなかった。

この人はかつて、ほぼ19年間に19の会社を倒産させ、しかも債務返済義務を逃れることに成功した人物だ。自分はこれらの企業のオーナーでも責任者でもない、と言い張って。

iPhoneの売上は記録的だった(5100万台)が、予想より数百万少なかった。一方iPhone 5cは、同社が期待した活躍をできなかった

しかし成長は鈍化したがハードウェアメーカーとしてのAppleは依然快調で、iPhoneは前年比で7%近く伸びた。1四半期で131億ドルという利益の額は、文句のつけようがない。

それに、四半期決算報告の直後のAppleの株価の下げは、このところ毎回起きている。それには、一部の市場の飽和説、新興市場における競合、同社の全般的な成長鈍化など、いろんな原因が挙げられている。

彼自身もアナリストであるDonald Trumpは、Appleの株価低落に対する彼独特の理由を、声高にツイートしている。

[ツイート訳: AppleのiPhoneの売上は全然足りない。早急に、大型画面を出すべきだ(前から言っているように)。Samsungのサイズの方が、ずっといい。]

[ツイート訳: Samsungのように大型画面のiPhoneを出さなければ株価は下がる、と予言してきた。そのとおりになった。Appleの株は売ったよ。]

Donにとって良いニュースは、噂ではAppleは4.5インチと5インチの大画面iPhoneを開発中、という。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))