東京の運動グループPhonvertは古いスマートフォンをIoTのノードとして蘇(よみがえ)らせる

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人類は毎年、ますます多くのスマートフォンを生産しているから、ニューモデルが出るたびに、それまでの機種が消費者やお店や工場で廃品になり、膨大な量の潜在的廃棄物が増えていく。そうやって現役でなくなったスマートフォンも、カメラや各種のセンサ、タッチスクリーンやBluetooth通信といった最新のI/O機能を備えたシステムだが、それらの多くは忘れ去られ、最悪の場合、廃棄物として処理される。

ぼくは今年のSXSWで、PhonvertプロジェクトのリーダーTomo Kiharaと話をした。そのとき彼が教えてくれたIDCの調査報告書は、“昨年は2億8000万台以上の完動品のスマートフォンがリプレースされ、その後リサイクルされていない”、と言っている。

そこでTomoは、Keisuke Shiro, Kosuke Takahashi, Seibe TakahashiらとともにPhonvertを作った。それは、使われなくなったスマートフォンを、実用価値のあるIoT(Internet of Things, 物のインターネット)のノードに変える、オープンソースのソフトウェアプラットホームだ。

古いスマートフォンにPhonvertをインストールすると、それらを、さまざまな仕事するデバイスへと生き返らせる。冷蔵庫のカメラ、郵便受けのカメラ、赤ちゃんをモニタするビデオ、などなど。

全員東京に住んでる彼らは、これはスタートアップではなくて運動だ、という点を強調したいと言っている。また、古いスマートフォンの再利用アイデアを、Twitterのハッシュタグ#phonvertで広く募集している。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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