東京都のオープンデータを活用する2021年度「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」開催決定、参加者を募集中

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起業サポートや新規事業支援などを展開するボーンレックスは11月5日、東京都の委託により2021年度「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」の開催を発表し、参加者(個人または団体)の募集を開始した。東京都のオープンデータを活用したサービスやシステム、アプリケーション開発の成果を競い合う5日間のハッカソンだ。

東京都では、行政が保有するデータを積極的に公開し、シビックテックや民間企業による都民の利便性向上のための新サービス開発を促す取り組みを進めており、このイベントはそれを加速させるためのもの。東京都のオープンデータを使い、都民の生活の質を向上させるサービスのプロトタイピングを5日間で行う。新たなサービス開発を志す方、自身の技術力を試したいエンジニア・デザイナーなど、チームまたは個人で参加でき、当日、参加者同士でチームを組むことも可能。5つのプロジェクトが選抜され、そのうち1プロジェクトに都知事杯が贈呈される。

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」概要

  • スケジュール
    ハッカソン:2021年12月中旬の5日間
    First Stage:2022年1月中旬にプロジェクトのプレゼンテーション
    Final Stage:2022年1月下旬に最優秀プロジェクトに都知事杯を贈呈
  • 応募対象
    東京都のオープンデータを活用したサービス開発を目指す個人または団体
  • 応募条件
    ・東京都が抱える行政課題の解決に資するサービス案を検討していること
    ・東京都のオープンデータを活用予定であること
    ・予定されている日程に参加できること
  • 応募期間
    2021年11月5日〜12月8日

応募方法、詳細は公式サイトおよび「都知事杯オープンデータ・ハッカソン 令和3年度募集要項」(PDF)を参照。参加申し込みフォームは「都知事杯オープンデータ・ハッカソン参加者応募フォーム」を利用する。

投稿者:

TechCrunch Japan

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