東大とソフトバンクが共同で本郷と竹芝にAI研究所を開設、10年間で200億円規模を投資

東京大学とソフトバンクは12月6日、Beyond AI研究所の開設および研究成果の事業化に向けた取り組みに関する協定を提携したことを発表した。ソフトバンク本体やそのほかのグループ会社で10年間で200億円規模の取り組みを目指す。

2020年春ごろを目標に基礎研究領域の研究所を東大本郷キャンバス、2020年冬ごろを目標に応用研究領域の研究所をソフトバンクの竹芝新オフィスにそれぞれ設置する。メンバーは150人ほどになる。なおソフトバンク内には40人ほどの候補がおり、研究所の入所を働きかけていくという。

具体的な取り組みとしては、東大と海外有力大学の世界最高レベルの最先端AIの研究を進めていくほか、新たなジョイントベンチャーを制度を活用して研究成果を事業化していくとのこと。ベンチャーの創出については、ソフトバンク系でAI関連の事業に投資しているディープコアと、東京大学協創プラットフォーム開発、東京大学関連ベンチャーキャピタルとも連携する。

詳細は追って記載する。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。