東急ストアもPayPayで最大10%還元、消費税10%を前にソフトバンク包囲網が強固に

QR/バーコード決済サービスを提供しているPayPayは、東京急行電鉄(東急)沿線の東京と横浜、川崎を主な営業地域とするスーパーマーケットである東急ストア全84店舗でPayPayのQRコード決済が可能にしてなることを発表した。東急ストアでのコード決済の導入はPayPayが初。決済方式は、店舗側に設置されたQRコードを、ユーザーが読み込んで決済金額を入力する「ユーザースキャン方式」となる。

現在PayPayは「ワクワクPayPay」と呼ばれる月替わりの還元キャンペーンを実施中で、一定条件を満たせばスーパーマーケットやコンビニなどで8月は10〜20%、9月は5〜10%の還元を受けられる。還元対象となる時間帯は、8月が11〜14時、9月は10〜14時。専用ウェブサイトやアプリなどで事前エントリーする必要はない。なお東急ストアでは、9月からワクワクPayPayの対象となる。

適用条件はほかのコード決済に比べると複雑なので注意してほしい。金融機関の口座もしくはYahoo!マネー、Yahoo!カードからチャージした場合は5%の還元を受けられるが、Yahoo!カード以外のクレジットカードからチャージした場合はたった0.5%しか還元が受けられない。

最大の還元を受けられるのは、PayPay残高を金融機関の口座かYahoo!マネーからチャージしつつ、月額498円のYahoo!プレミアム会員に入っている場合か、ソフトバンクもしくはワイモバイルの回線を利用している場合に限られる。この条件に適合すれば10%還元だ。

東急ストアには、200円の決済で1ポイント(1円相当)が貯まる「TOKYU POINT CARD」のほか、東急のクレジットカードの一部では100円の決済で1ポイント貯まるゴールドカードもあるが、諸条件を満たせば通常で3%の還元を受けられるPayPayのほうが割引率は高いので注目だ。

懸念点は、昨日PayPay対応が発表された西友と同様に、決済方式がユーザースキャン方式であること。決済がユーザースキャン方式の場合は店舗側の確認が必要なため、有人レジの利用が必須となるだろう。PayPayの導入によってレジがさらに混乱することが予想される。店舗側でユーザーのバーコードを読み込む「ストアスキャン方式」の早急な導入を期待したい。

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TechCrunch Japan

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