次世代USBのプラグは今より小さくなり(MicroUSBなみ)やっと裏表がなくなる

長すぎた全世界的悪夢が、やっと終わる。USBのプラグの新仕様では、AppleのLightningのコネクタのようにリバーシブルになる。これまでのように、やみくもにレセプタクルに差し込んで失敗を味わう、という屈辱はなくなる。次世代のプラグは、つねに、どっちが上で下でもよい。

そのType-Cと呼ばれるコネクタは、USB 3.1の規格の一環だ。最終決定が2014年半ばとされており、プラグのサイズは今のMicroUSBのプラグと同じになる、と言われている。また供給電力の幅が拡大し、データレートが最高10 Gbit/s近くになるなど、機能も一新される。

USB 3.0 Promoter Groupの会長Brad Saundersは、今日(米国時間12/4)発表された声明の中でこう言っている:

“USBはデバイスを接続し電力を供給する技術として確立し、歓迎されているが、しかしコネクタは、サイズや使い勝手などのデザイントレンドの進化に伴い、刷新が必要であることをわれわれも認める。新たなType-Cコネクタは市場の方向性によく適合し、USBの将来のバージョンの基盤にもなりうるものである”。

しかしUSB 3.0 Promoter Groupは新たなコネクタの画像をリリースしなかった。

このプラグは、現在のUSBのプラグとの互換性がないから、新しいデバイス用には既存のMicroUSBケーブルは使えないし、新しいコネクタのついたケーブルを今あるデバイスでは使えない。ごみが一挙に増えそうだが、でもコネクタをひっくり返す指のダンスをしなくてもよくなるのは、大歓迎だ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))