独自の機械翻訳エンジンを使ったメディアローカライゼーションサービスのIyuno-SDI Groupが約180億円調達

翻訳字幕などのメディアローカライゼーションサービスを提供するIyuno-SDI Groupは、ソフトバンク・ビジョン2から1億6000万ドル(約180億円)の資金を調達したと発表した。これにより、同ファンドはIyuno-SDI Group最大の株主の1つになったと述べている。

Iyuno-SDI Groupは、Iyuno Media GroupがSDI Mediaの買収を2021年3月に完了した後に設立された。ソウルの大学に在学中の2002年にIyunoを立ち上げ、Iyuno-SDI GroupのCEOを務めるDavid Lee(デビッド・リー)氏は米TechCrunchとの最近のインタビューの中で、独自開発のクラウドベースのエンタープライズリソースプランニングソフトウェアにより、字幕、吹き替え、アクセシビリティ機能などのローカリゼーションサービスを大規模に行うことができると述べている。

またIyunoは人間の翻訳者がより迅速に作業できるように、特定のエンターテインメントジャンルのデータで訓練された独自のニューラル機械翻訳エンジンを開発した。同社のクライアントにはNetflix、Apple iTunes、DreamWorks、HBO、Entertainment Oneなどがある。

合併後のIyuno-SDI Groupは世界34カ国に67の拠点を持ち、100以上の言語でローカライズサービスを提供することができる。

ソフトバンクグループは2018年、同社のベンチャーキャピタル部門であるソフトバンクベンチャーズアジアを通じてIyuno Media Groupに初めて投資した。ソフトバンク・ビジョン・ファンド2はリー氏と投資家のAltor、Shamrock Capital Advisors、SoftBank Ventures Asia Corporationとともに、Iyuno-SDI Groupの取締役会に加わる。

カテゴリー:ソフトウェア
タグ:Iyuno-SDI Group資金調達機械翻訳SoftBank Vision Fund

画像クレジット:yongyuan / Getty Images

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(文:Catherine Shu、翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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