環境活動家グレタ・トゥンベリ氏のドキュメンタリーをHuluが配信へ

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)氏のドキュメンタリーがHulu(フールー)にやってくる。Deadlineが12月16日、報じた。現時点では「グレタ(Greta)」と題されているこの作品は、2020年中にも配信が開始される予定だという。

Deadlineによると、このドキュメンタリーをプロデュースするのはB-Reel FilmsのCecilia Nessen氏とFredrik Heinig氏ら。監督はNathan Grossmanが務める。作品に関わるチームは、トゥンベリ氏がストックホルムの学校でストライキを始めたころから、同氏を追いかけてきた。Huluは撮影の初期の段階から交渉を進めてきたようだ。

トゥンベリ氏は今年、タイム誌が1927年に選出を始めて以来、最年少の「今年の人」となった。同氏は15日に閉幕した第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)では、「政治家やCEOは、対策をとっているフリをしながら、ほぼ何もしていない。巧みな会計やクリエイティブなPRを除いては」と発言していた。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。