“空飛ぶクルマ”の実現めざす米Top FlightがTC Tokyoに登壇

11月15日、16日に開催するスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo 2018」。これまで、みなさんにはGitHub COOのJulio Avalos氏、そしてdely代表取締役の堀江裕介氏の登壇決定をお伝えしてきたけれど、今日はもう1人登壇者を紹介したいと思う。アメリカのドローンスタートアップ、Top Flight TechnologiesでCEOを務めるLong Phan博士だ。

2014年創業のTop Flightは、ドローンの研究開発と運用を進めることで、将来的に“空飛ぶクルマ”の実現を目指す米国スタートアップだ。Top Flightの現行プロダクトである「Airborg H8 10K」は、全長220センチメートル、全幅180センチメートル、全重量33キログラムの大型ドローン。大きさもそうだけれど、特筆すべきなのはその航続可能時間だ。Airborgには同社が開発したガソリンと電気のハイブリッドエンジンを搭載。これにより、4キログラムの荷物を載せた状態でも2時間以上の航続が可能だという。最大スピードは時速55キロメートルだ。

Top Flightを率いるLong Phan氏は、マサチューセッツ工科大学(MIT)で科学修士と機械工学博士課程を修了したあと、研究者として約20年間ドローンの研究開発を行ってきた人物。その研究成果をビジネスの現場で活かすため、MITの研究仲間だった5人を誘って2014年に同社を設立した。

Long Phan氏

ドローンは日本のスタートアップ業界でも引き続き注目を集める分野であり、聞けば、Top Flightはパートナーシップなどによる日本市場への参入にも積極的だという。それならばと、これから日本で耳にすることも増えるであろうTop FlightをTechCrunch Tokyoにお招きし、創業ストーリー、米国と日本のドローンマーケット、そして空飛ぶクルマの実現までのロードマップを聞こうと登壇のオファーをした。

当日のセッションでは、Long Phan博士から空飛ぶクルマというワクワクする話を聞き、未来への想像を膨らませてほしい。9月18日までは通常4万円のチケットが1万8000円で手に入る“超早割”を実施中なので、ぜひこの機会に購入しておくことをオススメする。

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投稿者:

TechCrunch Japan

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