突如ブレークしたビデオトランシーバーアプリMarco Poloの噂でシリコンバレーはもちきり

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ベンチャーコミュニティで私たちの耳に段々大きく聞こえてくる噂があった、それがこのビデオトランシーバーアプリMarco Poloだ。

投資家たちは突然、このアプリに高い興味を興味を持ち始めた ‐ と私たちは聞いている ‐ 若者たちの間で人気が高まっているようなのだ。私たちはこれまでにも、こうしたストーリーを知っている。最近ではmusical.lyで目にした。アプリもリリースされてしばらく時間が経っていたのだが、ここに来て突如として爆発的に広がった。そのことにより、その開発会社は5億ドルの評価の下に、GGVやGreylockといった企業から1億ドルを調達した。

こういうことだ ‐ アプリケーションはリリースされて1年以上経過していたようだ、そして長い間注目されていなかった。それが、突如ブーン!:

マルコ・ポーロ

そして、Android上では、それはさらにクレイジーだ:

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おそらくここには、グロースハッキングの仕掛けが潜んでいるのだろう、あるRedditユーザーはこのアプリが、連絡先のすべてに大量のテキストメッセージを送ったことを指摘ししている。Twitterでも、いくつか苦情が出ているように見える。そして連絡先に対してスパムのような動作をすることに言及して、複数のネガティブなレビューがApp Storeに載せられていたりもする。しかし、いずれにせよ、シリコンバレーはそれについて喧しく噂をしている最中だ。

現時点で私たちが言えることは、Marco Poloは、TapstackとミックスしたようなSnapchat的雰囲気を持っているように見えるということだ(とはいえApp Storeページによれば、メッセージは消滅しない)。ビデオ会話を開始するには、ユーザーは友人の顔をタップすれば良い。そしてビデオクリップが相手に送られるので、相手はすぐに反応することもできれば、空き時間にそれを開くこともできる。こうして、ビデオをお互いにずっとやり取りし続けることができる。もちろん当然だが、画像加工のフィルターもある。

これは無名だったと言ったが、それは本当にそうだったのだ。ざっとGoogle検索をしてみても、このアプリを取り上げたものはほとんどない(CNETのホットアプリチャートで取り上げられたものと、YouTube上のいくつかの動画ブログを除いては)。このアプリの生涯を簡単に知ることができるようなものは、本当に存在していない。それなのに、このアプリは、App Store上で★4.5のレーティングと1万件のレビューを持ち、コンスタントに追加も受けている。Androidでは、やはり★4.5のレーティングと、なんと5万以上のレビューが付いているのだ。

marcopolo2アプリは2012年に設立されたJoya Communicationsという会社のフラッグシップアプリのようである。またJoyaは昨年、Battery VenturesとAltos Venturesから、500万ドルを調達したようだ

投資家のコミュニティで話し始めれば、どこかの時点で、このアプリの話が会話の中に現れるだろう。それはおそらく「ああ、あそこは上手くやってるって聞いてるよ」とか「いったいこれはどこから来たんだ」といったようなものになるだろう。実際のところ、私たちにもよくわからないのだ、しかしそれは目の前にあって、勢いを増しているようだ。

しかし、このアプリに関する人びととの会話を通して、私たちは他のちょっとした噂話を聞いた:初期のUber投資家とBenchmarkのパートナーBill Gurleyが資金を入れているというものだ。ということで、明らかに、私たちが見ていない、大きなものとなる可能性かビジネスモデルが動いているに違いない(もちろん、何かが変わったり、私たちがそれを聞いてから何の進展もなかったりする可能性もある。現時点で、Gurleyはコメント要求に対してまだ回答を返してきていない、そしてJoya Communicationsもウェブサイトを通した問い合わせに反応していない)。

ともあれ、私たちはこの件に関して沢山の人と話を重ねており、ここで起きていることにとても興味をそそられている。もし読者が、このアプリに関する情報を耳にすることがあれば、lynley@techcrunch.com宛にタレコミをお願いしたい(どさくさ紛れに、Marco Poloの代替アプリの売り込みには使わないように)。皆さんよろしく。

名前のありません

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(翻訳:Sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。