筋肉の動きを検知して、自動的に爪の出し入れが行えるDIYウルヴァリン・クロー

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昨年、ウルヴァrンの「爪」を作った人物の記事をご紹介したが、ご記憶だろうか。これをみて自分でもやってみたくなった人も多いはずだ。

本日ご紹介するのは、上の記事のものからすると「発展型」とも言えそうなものだ。迫力は(残念ながら?)薄れたように見えるが、しかし見るものを圧倒するギミックが搭載されている。筋肉の動きを検知して、自動的に爪が飛び出すようになっているのだ。

実のところ、腕の曲げ伸ばしを検知するセンサーがこのプロダクトの肝の部分だ。

センサーはMyoWareと名付けられ、展開中のKickstarterキャンペーンで既に目標額を調達している。

パッドを貼り付けて腕を曲げ伸ばしすれば、MyoWareが腕を曲げているのか伸ばしているのかを検知する(力の入れ具合も検知することができる)。仕組みとしては筋電計と同じだ。筋肉の動きをデジタル信号に変えて、これをArduinoに伝える。そしてプログラムやハードウェアなどに信号を送って思い通りの動作をするというわけだ。もちろん上のデバイスでは爪を飛び出させるという動きを行うようになっている。

MyoWareを開発したAdvancer Technologiesは、Makezine.comで作り方を詳細な作り方を公開してくれた。もちろん、デバイスの3Dプリント用データも公開されている。すぐにでも製作にとりかかることができるわけだ。

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(翻訳:Maeda, H

投稿者:

TechCrunch Japan

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