米国アイオワ州党員集会の投票結果を報告するスマホアプリがクラッシュ

米国アイオワ州党員集会の結果を報告するためのスマートフォンアプリがクラッシュし、米国大統領に出馬する民衆党候補を推薦する最初の投票結果の通知を遅らせた。

同州党員集会の投票結果は、州全体にいる代表者からスマートフォンアプリを通じて送られてくることになっていたが、結果が判明する直前に「品質管理」の問題が発覚した。

「3組の集計結果に不一致が見つかった」と同州民主党広報員のMandy McClure(マンディ・マクルーア)氏が語った。

「集計には、ITシステムだけではなく、結果の写真と文書記録も使い、すべての結果が一致することを確認して報告する数値の信頼性と正確性を確保する」と同氏は語り、「ハッキングや侵入ではない」と説明した。

「根拠となるデータと文書記録は確かなものであり、結果を報告するために時間がかかっているだけである」と広報担当者は語った。

一部報道によると、結果は米国時間2月4日になるまで確定しないという。

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1月にNPRは、このスマートフォンアプリは結果報告の時間を短縮するために作られたことを報じたが、電子投票機やその他のシステム基盤のハッキングに対する脆弱性の懸念が渦巻く中、投票にスマートフォンを使用する方法を批判していた。アプリのセキュリティーに関する懸念は問題になったが、開発者の名前もセキュリティー慣行もハッカーの侵入に利用されることを恐れて公開されていない。

しかし、このアプリにバグが多く問題があることは、最終結果が出る何時間も前に当局者が指摘していた。

現在は削除されているツイートのスクリーンショットには、現地時間の午後6時時点でアプリに問題があることが示されていたことをTechCrunchは確認している。

シェルビー郡のある投票区責任者は、アプリの代わりに自分の計数結果を使うと言っていた。

アイオワ州は民主党大統領候補指名にとって重要な最初の投票が行われる場所だ。最終候補は今年中に選ばれて、共和党候補になるであろうドナルド・トランプ大統領と戦う。

画像クレジット:Brendan Hoffman / Getty Images

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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