耳をふさがないのに音が漏れないイヤホン──WiLとソニーが設立した「ambie」の第1弾プロダクト

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ベンチャーキャピタルWiLソニービデオ&サウンドプロダクツが共同で立ち上げたambie(アンビー)は2月9日、設立第1弾の製品として、耳をふさがずに音楽を楽しめるイヤホン「ambie sound earcuffs(アンビー サウンドイヤカフ、以下サウンドイヤカフ)」を発売した。

“聴きながら、コミュニケーション”をコンセプトに開発されたサウンドイヤカフは、耳に挟んで装着するタイプのイヤホン。耳穴をふさがないため、周囲の音を聞くことができ、会話することもできる。ソニーの音響技術を活用した高感度ドライバーユニットを搭載しており、見えないスピーカーから音が聴こえてくるような音楽体験が可能だという。気になる音漏れについては、独自の音導管設計により一般的なイヤホンと同等レベルまで軽減されているという。ambie_sub

さすがに満員電車の混雑の中では音漏れとボリュームとのバランスが気になりそうだが、好きな音楽を聴きながら仕事をしていても周りと会話できることや、ジョギングやウォーキング中、車や自転車の接近に気づかずに危ない目に合うのを避けられそうな点は魅力的だ。

サウンドイヤカフの価格は5500円(税抜)で、カラーは全6色。2月9日よりambieの自社ウェブサイトのほか、ロンハーマン、蔦屋家電、チャーリー・バイスなどの実店舗で販売されているが、同社サイトでは6色とも初回生産分が既に完売、予約販売扱いとなっている。

ambieは1月11日の設立。資本金は3億円で、出資比率はWiLが67%、ソニービデオ&サウンドプロダクツが33%。「人と音の、関わり方を変えていく。」を企業理念に掲げ、オーディオ製品・デジタルコンテンツ開発を行っていくという。WiLとソニーは2014年にも、スマートロックなどのIoT製品の開発・販売を行う「Qrio(キュリオ)」を約3億円の共同出資で設立している。

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TechCrunch Japan

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