著名VC、スティーブ・ジャーベットソンがDFJのパートナーを辞任――セクハラ疑惑に関連か

TeslaとSpaceXの取締役でもある著名ベンチャーキャピタリスト、スティーブ・ジャーベットソンがこれまでパートナーを務めていたDraper Fisher Jurvetson(DFJ)を離れることとなったとRecodeが報じている

ジャーベットソンは名門ベンチャーキャピタル、DFJの創立パートナーだが、この8月にセクハラ疑惑で内部調査が開始されていた。Recodeによれば、DFJは今日(米国時間11/13)、同社のリミテッド・パートナー向けのメールでジャーベットソンの辞任を伝えた。

このメールはジャーベットソンの辞任の理由に触れていないが、Recodeは情報源の話として、調査の結果、ジャーベットソンには女性起業家に対して何度か「不適切な振る舞い」があったことを発見したとしている。

一方ジャーベットソンはRecodeに対し、「私に対する中傷に対しては法的手段に訴えるつもりだ」と述べている。

私はDFJとジャーベットソンに問い合わせて中だ。回答があればフォローする。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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TechCrunch Japan

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