詳細迅速なデータ視覚化で人気のPeriscopeがシリーズBで$25Mを調達

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データの詳細な視覚化を短時間で作ってくれるPeriscope Dataが、2500万ドルの資金調達を行った。

情報筋によると、投資前の評価額は1億ドルで、ラウンドをリードしたのはPeriscope Dataのこれまでの投資家DFJだ。DFJはPeriscope Dataの950万ドルのシリーズAのラウンドもリードした。

Periscope Dataは、さまざまなソースからデータを取り出す。主なソースは、MySQL, PostgreSQL, Amazon Redshift, Salesforce, Microsoft SQL Serverなどだ。AmazonはPeriscope Dataとパートナーしているが、投資はしていない。同社のユーザーは、いくつかの短いコマンド書くだけで、数字の意味がよく分かるグラフィクスを作ることができる。

同社の魅力は、視覚化処理の速さにもある。同社によると、今市場に出回っているそのほかのデータ視覚化ツールに比べて、Periscope Dataは150倍速いそうだ。

その理由の一部は、視覚化機能が偶然の産物だったことにもある。同社は元々、クラウド上のデータに対するクェリをユーザーのために行うサービスだったが、そのサービスの一環として視覚化もあった。ところが、ユーザーのデータサイエンティストたちはその視覚化機能を大いに気に入り、そこで同社は、視覚化を独立のサービスにすることにした。

2012年にPeriscope Dataを創ったのはGoogle出身のHarry Glaser(同社CEO)と、MicrosoftのプログラムマネージャーだったTom O’Neillだ。

今Periscope Dataに、この記事に関するコメントを求めているので、得られ次第記事を更新しよう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))