資金調達・事業提携イベント「RISING EXPO 2014」、アジア4地域で開催

スタートアップが資金を調達する手段はいくつかあるが、イベントで自分たちのプロダクトをアピールすることもその手段の1つではないだろうか。サイバーエージェントグループで投資育成事業を手がけるサイバーエージェント・ベンチャーズが、IT・インターネット関連のスタートアップを対象とした資金調達・事業提携イベント「RISING EXPO 2014」を開催する。

これまで2年連続で開催され、僕も事前審査員をさせていただいた同イベント。当日は国内外の有力ベンチャーキャピタルや大手事業会社などが一堂に集結。事前選考を通過したスタートアップがプレゼンテーションを実施、さらにネットワーキングの場を提供する。2013年9月に東京で開催された「RISING EXPO 2013」では、ベンチャー企業15社、有力ベンチャーキャピタル50社、大手事業会社20社が参加した。

2014年度は、日本に加えて東南アジア、韓国、中国のアジア4地域で順次イベントを開催する。第1弾として、3月17日よりインドネシアのジャカルタで開催予定の「RISING EXPO 2014 in SEA」への企業の応募受付を開始する。

対象となるのは、東南アジアですでにIT・インターネット関連事業を開始しており、事業拡大やグローバル展開のために1億円以上の資金調達や事業提携を検討しているスタートアップ。本店所在地は日本、海外を問わない。開催日に関しては、決定次第順次特設サイトにて紹介するとしている。

昨年参加させて頂いた際には、「来場者はユーザーではなく投資家。その視点を持ってプレゼンをするべきだ」と強く語っていたキャピタリストがいたのが印象的だった。僕も日本でのイベントには参加させて頂く予定。すばらしいプロダクト、そして起業家と出会えるのが楽しみだ。


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。