金融コンサルのシンプレクスが共同出資で新会社設立、代表はエグジット経験もある上村崇氏

金融業界に対してコンサルティング業務などを手がけるシンプレクス・ホールディングスと産学連携アクセラレーターのepiST(エピスト)は4月12日、金融企業に特化したAIソリューションを提供するDeep Perceptを共同で設立したと発表した。新会社の取締役社長には、epiSTの代表取締役CEOの上村崇氏が就任する。

この新会社では、事業戦略や業務プロセスの検討・策定などを支援するビジネスコンサルティング、データサイエンティストによるAIアルゴリズム設計、独自システムの提供/保守運用などのサービスを提供するという。

シンプレクスは1997年の創業。金融業界を対象に、ビジネスコンサルティングやシステム開発などを手がける企業だ。もう一方のエピストは、2019年3月に創業した産学連携アクセラレーター。スタートアップへの投資事業も行っている。新会社の代表取締役に就任するエピスト創業者の上村氏は、マザーズ上場のALBERTの創業者だ。

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。