開催まで1週間を切ったTechCrunch Tokyo、LINE元代表・森川氏が語る動画ビジネスと“シンプル”な組織論

開催までいよいよ1週間を切ったスタートアップの祭典「TechCrunch Tokyo 2015」。タイムテーブルも今週発表しているが、また新たな登壇者をご紹介する。

1日目の11月17日午後のセッションに登壇するのは、LINE元代表取締役社長CEOで現在はC Channelの代表取締役を務める森川亮氏だ。

森川亮氏

森川亮氏

森川氏は筑波大学を卒業後、日本テレビに入社。MBAを取得したのちソニーに入社。さらに2003年にはハンゲームジャパンに入社することになる。そして2007年に同社の代表取締役社長に就任。同社は社名変更やグループ会社との合併などを経て今のLINE株式会社となった。

そんな森川氏だが、2015年3月にLINEの代表取締役社長を退任。4月にはC Channel株式会社代表取締役に就任し、動画事業を展開すると発表した

TechCrunchでの取材を通して僕がこの春以降感じていたのは「動画関連スタートアップの隆盛」。C Channelの発表と時を同じくして、オンライン動画関連のビジネスが大きく成長してきた感がある。YouTuberのキャスティングや動画メディアを展開する3Minute、動画広告プラットフォームのオープンエイトをはじめとして、メディア・広告・制作など動画に関わるあらゆる領域のプレーヤーが生まれている状況だ。本セッションではその中におけるC Channelの立ち位置やこの半年弱での成長などを森川氏に聞いてみたいと思う。

また森川氏と言えば、LINEの代表退任後に複数のスタートアップの外部取締役に就任したほか、母校・筑波大学でも起業志向の学生を支援するなどしている(11月11日には担当する自由科目の「筑波クリエイティブ・キャンプ」の起業プラン発表会も開催された)。こういった場を通じて、経営者としての経験を若き起業家、そしてその候補生に伝えているのだという。そのノウハウは5月に発売された同氏の著書「シンプルに考える」でも触れられている。

このセッションでは、そんな森川氏の経営哲学や組織論などにも触れたいと思っている。自らスタートアップする起業家だけでなく、組織の中でビジネスを組み立てる事業家、そして若きビジネスマンや学生まで、幅広い人に同氏の話を聞きに来て欲しい。

TechCrunch Tokyo 2015チケットはこちらから→

TechCrunch Tokyo 2015学割チケットはこちらから→

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。