飛行中のスマホの利用を認めたFAAを客室乗務員組合が訴訟

1年ほど前にFAAは、離着陸時の機内での携帯電子機器の使用を認めて大歓迎された。これからは誰もが、乗務員に叱られる心配なく、音楽を聞いたり、Two Dotsを再生したり、何もサービスのない機内でもソーシャルアプリをクリックしまくって退屈しのぎができる。

ところが、この国最大の客室乗務員組合は、この変化を喜んでいない。

金曜日(米国時間10/10)にAssociation of Flight Attendantsは法廷で、FAAは離着陸時の携帯電子機器の使用をめぐるガイドラインの変更において、正しい手順に従っていない、と主張した。 AFAによると、携帯電子機器(portable electronic devices, PED)は安全に関するアナウンスの邪魔になり、危険な異物になりえる、というのだ。

これに対してFAAの弁護士Jeffrey Sandbergは判事に、PEDは乗客が長年持ち込んでいた本と同じく、危険ではない、と述べた。

AFAは空飛ぶスマートフォンが安全性の邪魔になるという主張のほかに、FAAがガイダンスを変えたときのやり方が正しくない、と言っている。組合の弁護士Amanda Dureによると、政府省庁が何かを公示する場合にはAdministrative Procedure Actという法に従って、ルールの変更に対して国民等がコメントを提出する期間を設けなければならない。

しかしAPの報道によると、三名の判事は客室乗務員組合の主張に動じなかったようだ。

昨年ガイダンスの変更を発表して以降FAAは、31社の航空会社(市場の大半をカバーしている)に対して、携帯電子機器の使用を承認した。承認の前提には、機が電子的妨害に対する保護機能を装備していることと、会社のPEDポリシーを改定することが、含まれている。

つまり重要なのは、乗客による飛行時の携帯電話の使用を認めるか認めないかは、つねに航空会社自身の専決事項であることだ。FAAがこれらのデバイスの使用を認めたことは、最終決定ではない。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))