3年後、Google+が実名ルールを捨て、ユーザーに謝罪


Google+が開始して以来、多くの人たちが同サービスの実名使用を必須とする規則に不満を訴えてきた。Googleが、YouTubeのコメントにGoogle+を使用することを要求し始めると、不満はさらに高まった。

本名が好きじゃない? 安全のためや個人的理由で別名を使っている? インターネットで広く名前を知られたくないが、YouTubeで人々を驚かせたい? それはザンネン。もし、本名を使うという選択肢がないなら、Erich Schmidt曰く、他のソーシャルネットワークを探すしかない。

人は実名では酷いコメントを書きにくくなる、というのが背景にあるアイデアだった。しかし、実際には多くの真っ当なコメンターが書くのをやめる一方で、多くの愚か者が実名(あるいは、Googleが実名だと〈思った〉名前)で同じ行動を続けた。

3年後、Googleはこの戦いに見切りをつけた。これからは何でも好きな名前を使える。”Assface Mcgee” のような名前を使うと問題が起きる可能性はあるが、Googleの公式発表によれば、「使用できる名前の制限はなくなった」。

Googleが名前問題で最初に後退を見せたのは、2012年1月に、旧姓の追加とニックネームの使用を認めた時だった。しかし、それでもユーザーの実名は、選んだ名前と共に表示された ― そしてGoogleの気に入らない名前を選ぶと、すぐに排除された。

Googleは今日の変更を、同社のGoogle+ ページで(他のどこで?)発表し、この決定までに長い時間がかかったことを詫びた。以下に引用する。

みなさんが長年この変更を望んでいたことを承知している。当社の命名方針が不明瞭であり、そのために一部のユーザーが不必要に困難な体験をする結果になったことも認識している。これについて当社は陳謝し、本日の変更が、Google+を快適で参加しやすい場所にする一歩になることを願っている。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook


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TechCrunch Japan

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