347ドルの3Dプリンタが登場–Pirate3D社がBuccaneerプリンタの資金をKickstarterで募集へ

3Dプリンタがついに1000ドルを切った。Pirate3D社のBuccaneerプリンタは、その予告価格が347ドル、これまでで最安の押出成形タイプの3Dプリンタよりも約1700ドル安い。印刷能力は最大100ミクロン(Makerbotと同じ)で、速度は50mm/sだ。コンピュータやモバイルデバイスにWiFiで接続して使用し、本体はプレス鋼板製だ。

このプリンタの出力のクォリティは、お値段に見合った許容範囲ぎりぎりかもしれない。でも一連の写真でご覧のように、Buccaneerのビルドエリアのサイズは5.8×3.9×4.7で、Replicator 2 の約半分、プリントの表面はややぎざぎざしている。写真から判断すると、3Dプリンタとしてのクォリティは、良くってForm One並かな。

これは本当に発売されるのだろうか? それはまだ未定で、今後の話題と人気の盛り上がり次第、ということらしい。それに、347ドルは安すぎる。良品のエクストルーダーが50ドルから75ドルぐらい、電子的・機械的な部分をできるだけ簡単にし、そのほかの無駄を省けば、かろうじて実現可能な価格か。でも今は、Androidゲーム専用機が99ドルで売られる時代だから、3Dプリンタが安くなっても不思議ではない。ただし、ユーザが347ドルに何を求めるか…だな。

同社は近くKickstarterで資金募集を開始する。ぜひ欲しい人は、その行列に並ぼう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))