99ドルのNexus Playerは、GoogleのApple TVへの答えだ

Google TVを覚えているだろうか? 今はもう無い。代わりにAndroid TVがある。そしてGoogleは、ゲームを含めGoogle TVにできなかったこと全部ができるデバイスを99ドルで発売する。

GoogleはAsusと組んでこのデバイスを作った。Nexus Playerは、Fire TVを想起させるセットトップボックスで、Android TVが走り、クアッドコア 1.8 GHzのIntel Atomプロセッサーと、PowerVR Series 6グラフィクス、RAM 1GB、内蔵ストレーズ8GBを装備する。

Android TVのインターフェースは、以前Google TVで以前使われていたものよりずっとシンプルだ。インターフェースはフラットで、アプリとムービーがグリッド状に配置されている。ユーザーはAmazonのFire TVに付属するものと非常によく似たリモコンで操作する ― 音声検索ボタンの位置まで同じだ。

Googleは、Nexus Playerをゲーム端末にもなるように設計しており、専用のコントローラーも発売する。

もちろんGoogleは、このテバイスにChromecast機能を組み込んでおり、これがキラー機能になるかもしれない。つまり、Nexus Playerのユーザーは、お気に入りのストリーミングアプリを使うだけでなく、どのPC、スマートフォン、あるいはタブレットからでもコンテンツを送り込むことができる。これは両方の世界のいいとこ取りであり、なぜか他のデバイスにはなかった機能だ。

ただしNexus Playerは、初めて発表されたAndroid TVプレーヤーではない。フランスでは、どのインターネットサービスプロバイダーも、IPTVを見るためのセットトップボックスを顧客に提供しており、メディアセンターとして使っている。SFRとBouygues Telecomは、いずれもAndroid TVセットボックスを発表している。BouyguesのProject Miamiはこの秋発売予定だが、SFRは数ヵ月前から購読客にAndroidべースのボックスを配布している。

Nexus Playerは、今週10月17日から99ドルで発売される。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook