AlexaからGoogleまでスーパーボウルに、傑作テクノロジーCM集結

今年もスーパーボウルの季節になった。アトランタで開催されるSuper Bowl 2019(有料視聴はこちらからできる)ではペイトリオッツとラムズが対決する。放映されるCMにはAmazon、Google、Microsoftなど巨大テクノロジー企業の自信作が集結する。

実際、Amazonは事業分野ごとに異なるCMを用意した。スマートアシスタントのAlexaのプロモーションだけでなくAmazon Prime Videoで公開されるオリジナル番組、Hannaの予告編も見られる。

Microsoftは、最近強まっているテクノロジー企業バッシングを打ち消すべく、ハンディキャップを持つ子どもたちが最新のテクノロジーによってコミュニケーションが可能になった様子を紹介し、テクノロジーが人々の生活を改善してきたかを強調している。

そこまで有名でないテクノロジー企業、たとえばデート仲介サービスのBumbleはセレーナ・ウィリアムズを起用してメッセージを伝えている。ブログ・プラットフォームのSquarespaceはイドリス・エルバを使って「独自のサイトづくり」をアピールしている。

テクノロジー企業だけでなく、ポテチップで有名なプリングルズ・ブランドもスマートアシスタントが主役だ。自動車のCMでは最新のテクノロジーを強調しているAudiを選んだ。

ここではすでに公開ずみのCMをエンベッドした実際の試合中継9で初めて登場するCMもあるので、必要ならゲームの終了後にアップデートする。

Amazon Alexa

「Alexaにも出来ないことがある」というジョーク。ハリソン・フォードをフィーチャー。 

Amazon Prime/”Hanna”

”Hanna”は2011年公開の同名アクション映画のストリーミング版リメイク。優れた格闘能力を見にけた少女が謎の敵と戦う。

Audi

カシューナッツを喉につまらせた男が一瞬Audiの最新電気自動車の幻を見る。

Bumble

「待っているだけでは今の私はなかった」とセレーナが積極性を奨める。

Expensify

ラッパーが個人会計ソフトを推薦。

Google

Googleが世界で活躍するリアルタイムの翻訳の威力をデモ。

Michelob Ultra

ジム帰りのロボットがミケロブを楽しんでいる人間をうらやむ。

Microsoft

ハンディキャップを持つ子どもたちが最新のテクノロジーによって豊かなコミュニケーションが可能になった様子を紹介し、テクノロジーがいかに人々の生活を改善してきたかを強調する。

Pringles

プリングルズの味の組み合わせをスマートアシスタントに尋ねる。

Squarespace

PR担当者がイドリス・エルバに簡単な質問をして即座にブログを立ち上げる。

TurboTax (teaser)

税務申告ソフトがロボットチャイルドがいる未来を想像。

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滑川海彦@Facebook Google+

投稿者:

TechCrunch Japan

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