Amazonのクラウド・ライティング・プラットフォーム、Write Onが一般公開

Amazonには、Write Onというクラウド執筆プラットフォームがある。セルフ出版したい著者がコンテンツを無料で提供し、コミュニティーのフィードバックを作品に取り入れるためのソーシャルネットワークで、Wattpadと直接競合する。Amazonのサービスは昨年10月に招待制ベータとしてスタートしたが、このたびベータのラベルを外し一般公開された。

このAmazonプラットフォームでは、誰もが自由にどんな段階の文章でもシェアすることができる。作品全体、章、アウトライン、曖昧な登場人物設定や、文の断片ひとつでも公開してコミュニティーのフィードバックを受けられる。参加するために自分が書く必要もない ― 読みたいだけの人にも、山ほどのコンテンツがジャンル別に分けられているので自由に探して読みかじったり、「シャッフル」機能でランダムに読んだりできる。

AmazonがWattpadの実績に対抗するためにはやるべきことがたくさんある。Wattpadは9年の歴史を持ち、毎月4000万人のアクティブユーザーから毎日24時間分の作品が投稿されると最新の公表データに書かれている。

読者のためにクラウドソースを利用しようというAmazonサービスはWrite Onだけではない ― 最近同社が公開したKindle Scoutは、著者が完成した原稿を投稿してユーザーコミュニティーに読んでもらい、クラウドの反響に応じてKindleの出版部門がデジタル書籍化する可能性があるというシステムだ。理論的には、著者はWrite Onで本を書いて微調整してから、Scoutに投稿して販売することができることになる ― すべてAmazonの愛情のこもった抱擁の中で。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook