AmazonのAlexaデバイスが声で個人を識別できるようになった…Echoの各人利用が可能

Amazon Echoの最大の盲点のひとつが解決した。ついに、やっと、今日(米国時間10/11)から、声を聞き分ける機能が加わったのだ。家族のいる家庭では、声を認識してEchoの利用を個人化できる。ショッピングリストや音楽の選択などを、個人別にできるのだ。

この機能は、Googleより何年も前に音声アシスタントの提供を始めたAmazonが、Googleに後れていた部分だ。Googleはこの機能を4月に発表し、製品は大家族にとって魅力的になった。

今のところ、この機能が使えるのはFlash Briefings(ニュース速報)、ショッピング、Amazon Musicのファミリープラン、AlexaとAlexaの通話、入呼の名前呼び出しだ。今後もっと増えるようだが、まだ具体的ではない。そして今後は、もっと多くの人の声を識別できるように“お利口になる”そうだ。

この機能は今後数日間で全面的に展開される。始め方は、スマートフォン上のGoogle AssistantやSiriのセットアップと同じだ。モバイルアプリのセッティングで“Your Voice”をセレクトし、一連のデモコマンドで、ソフトウェアにあなたの声をおぼえさせる。詳しい使い方は、AmazonのHelpページにある。

対応デバイスは、Echoのほかに、AmazonのアカウントのあるそのほかのAlexaデバイスだ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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