Android NのDeveloper Preview 2はグラフィクスAPI Vulkanやショートカット、独自の絵文字などで楽しめる

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デベロッパーのみなさん、fastbootのお時間ですよー! Android NのDeveloper Preview 2が、出たのです。OTAアップデートも、マニュアルのフラッシングもできます。新しい機能とバグフィクスが、山盛りとなっております。

OpenGLとその関連規格を作ったKhronos Group製の、オーバヘッドの少ないグラフィクスAPI Vulkanが今回から加わった。多くのプロセスをGPUが担当するから、ベンチマークの好成績が期待される。使い方のドキュメンテーションは、このNDKのサイトに。

ランチャーショートカットを、アプリが作れる。これにより、複数のステップやフックのあるアクションを、一回のタップで起動できるようになる。“テキストをこの連絡先へ送れ”とか、“Veepの次の回を見る”、“自分の家までのナビを開け”、などなど。

あまり一般受けしないかもしれないのは、“人を表す絵文字のデザインが、これまでの一般的なデザインからもっと人間らしいデザインに変わった”、というやつ。どんなものでも、Androidのデフォルトの、生きているチキンナゲット(右図)よりはましだが、これからは、誰にどんな絵文字を送ろうかで、みんな、すごく迷うことになる。絵文字は、どんなメッセージングアプリでも、標準セットが一つあれば十分。

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いや、ほんまに…

しかしリアルなスタイルによって、少なくとも、肌の色ぐらいは良くなるし、またUnicodeの規格にあるオブジェクトも使えるようになる…ベーコン(U+1F953)や、がっかり顔(U+1F926)など。

バグフィクスはここにある。標準APIの変更箇所はここだ。それでは、みなさま、がんばりましょう!!

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

投稿者:

TechCrunch Japan

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