Android P、最終ベータ発表――製品版公開は「夏の終わり頃」

グッドニュースだ。GoogleはAndroid Pのベータ4を公開した。これは先月のベータ3の発表に続くもので、正式発表を控えた最終ベータとなる。つまり(依然正式名称は不明だが)新しいAndroid OSが近く公開されることを意味する。Googleでは「夏の終わり頃」と約束している。

現在入手できる情報を総合すると、今回のビルドは一般公開版とほぼ同じで、これに含まれる機能をすべて備えているとみてよさそうだ。ベータ4は主としてデベロッパーを対象としており、製品版の出荷前にアプリの対応を確実にすることを狙っている。

Android Pには複数カメラやディスプレイの切り欠きのサポート、 通知の強化、ビットマップとドローアブルを生成できるImageDecoderの採用などOS新機能が多数含まれる。これらはアプリの作動の全ての局面に影響を与えることになる。Google I/OでAndroid Pが発表されたときのわれわれのの記事はこちら

ベータ4はAndroid Beta Programに登録していればデベロッパーに限らず、誰でもダウンロードして利用できる。互換性のあるデバイスを持っているなら、プログラムへのサインアップはこちらからできる。以前のベータ版をテスト中のユーザーにはこの後自動アップデートでベータ4が配布される予定だ。

最終ビルドが公開される日時については「近々」というだけでまだ正確な情報はない。Pが何を表すのかについても同様だ。Pで始まるお菓子やデザートの名前は無数にあるが、最近私はPop Rocksに傾いている。というか私は昔からPop Rocksキャンデーの大ファンだった。このあたりで Pop Rocksが買えるのはどこだろう?

ともあれ、詳しい情報ならこちら

画像:Bryce Durbin

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+

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TechCrunch Japan

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