Apple、米国第2のキャンパス候補地はバージニア州

どうやらバージニアは技術好きのための場所らしい。

Washington Postによると、Appleは、今後5年間に米国内で新しい施設を作り2万人の新規従業員を雇うために300億ドルを使う方法を探るべく、同社の拠点を置く場所を探していた —— そして、バージニア州が候補に上っているようだ。

もしバージニアに決まれば、Appleはこの州を(第2あるいは第3の)拠点と呼ぶ2番目の巨大IT企業になる。Amazonも第2の米国拠点をバージニアに置くことを検討している。

Washington Postによると、Appleは400万平方フィートのオフィススペースを備える北バージニアキャンパスを作り、従業員2万人を配置する計画だ。

同紙はAppleとバージニア州ラルフ・ノーサム知事の間で交わされた会話を引用し、州政府はAppleキャンパス候補地をいくつか提案しており、その広さはペンタゴンの2/3、Amazonが計画する新本社の半分だと報じている。

FacebookとGoogleもワシントン地区での存在感を高めている。4年前Googleは、首都ワシントンに新しいオフィスを鳴り物入りで開設した。一方Facebookはリッチモンド地区に10億ドルのデータセンターを建設する計画だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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