Apple、iOS 8.3をリリース―絵文字の拡張とバグフィックス

今日(米国時間4/8)、AppleがiOSのアップデートをリリースした。これによって300種類の新しい絵文字が追加された。これらは同時にOS Xにも追加され、両プラットフォームのエモーティコンの表現の幅が大きく広がった。iOS 8.3では多数のバグフィックス、機能の改良も行われた。その範囲はWi-Fi、アプリのランチャー、Bluetooth、メッセージ、CarPlayなど非常に広い。

アップデート・ノートがそっけないほど短いAppleにしては珍しく、今回のノートは長い。重要なバグフィックスには、たとえば、iPhoneを回転させたときに表示の向きが自動的に変わらない問題、 Wi-FiやBluetoothでスピーカーのようなデバイスを接続しているとき接続がときおり切れる問題などが修整されている。

絵文字の他に今回のアップデートで追加された機能としては、CarPlay対応車種との通信機能、iMessageでのジャンク、スパムのフィルター機能、OS Xの新しいPhotosアプリに対応したiCloud写真ライブラリーのサポートなどが含まれる。

アップデートをインストールするには「設定」を開いて「ソフトウェア・アップデート」を実行すればよい。

〔日本版〕 日本語版もリリーズずみ。Apple Watchのサポート、ヘルスケア・アプリの機能改善、メール、マップ、ミュージックの安定性の向上などが主要な内容とされている。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+